CRETACEOUS AMMONITES AND OTHER LIFE WITH COPPERPLATE PICTURES
福岡幸一著
KOICHI FUKOUOKA
総目次
- 006
- 博物館紹介
- 007
- ご協力いただいた国内の博物館
- 北海道大学総合博物館
- 北海道博物館
- 三笠市立博物館
- 中川町エコミュージアムセンター自然誌博物館
- 札幌市博物館活動センター
- 国立科学博物館
- 糸魚川フォッサムマグナミュージアム
- 島根県立三瓶自然博物館 サヒメル
- 徳島県立博物館
- 東北大学理学部自然史標本館
- 深川市アートホール東州館
- 石狩市民図書館・いしかり砂丘の風資料館
- 014
- 化石の概要と研究
- 化石/化石の定義と語源
- ヨーロッパの科学者と化石
- ~レオナルド・ダ・ビンチからツィッテルまで~
- 015
- 化石研究者の足跡とアンモナイトの由来
- 化石研究者偉大な先達の横顔
- アンモナイト由来と用語法
- 016
- 国際年代層序表と生命の歴史
- 本書の地質年代単元表の解釈
- 国際年代層序表で見る地球史の主な出来事
- 018
- 北海道地質測量日本蝦夷地質要略之図
- 019
- 北海道の衛星画像
- 020
- 北海道のアンモナイト産出地
- 021
- 本州のアンモナイト類の産出地
- 022
- アンモナイトとの出会いと化石採取
- 023
- 化石クリーニングの醍醐味
- 024
- 本書に記載されている学名と用語解説について
- 025
- 本書図版の内容と読み方について
- 026
- アンモナイトと恐竜時代の生物—目次
- 029
- 福岡 幸一作品がつなぐアートとサイエンス
- 真鍋 真 (国立科学博物館・標本資料センター・コレクションディレクター )
- 030
- Cretaceous period 白亜紀
- 032
- Barremian age バレミアン期/Aptian age アプチアン期
- 033
- Albian age アルビアン期
- 034
- Cenomanian age セノマニアン期
- 037
- Turonian age チューロニアン期
- 040
- Coniacian age コニアシアン期
- 042
- Santonian age サントニアン期
- 048
- Campanian age カンパニアン期
- 052
- Maastrichtian age マーストリヒチアン期
- 054
- 頭足類とアンモナイト亜綱(図表と図版)
- 055
- アンモナイト目
- 056
- アンモナイトの体構造
- 057
- アンモナイトの幼殻の構造とアンモナイト顎器
- 058
- アンモナイト分類(図版)—目次
- 065
- アンモノイドの魅力
- 前田 晴良(九州大学総合研究博物館 教授)
- 067
- フィロセラス亜目(図版)
- 068
- ライマンコレクション—日本初の研究標本
- 071
- リトセラス亜目(図版)
- 081
- アンモナイト亜目(図版)
- 143
- アンキロセラス亜目(図版)
- 157
- 北海道産異常巻きアンモナイトの系統図(図表)
- 169
- 銅版画の技法とアンモナイトの世界
- 170
- 作品リスト
- 181
- 本誌に収録した化石図版と写真の分類上の総数
- 182
- 引用文献・参考文献
- 196
- 索引
- 206
- 著者略歴
- 207
- あとがき
北海道は白亜紀後期の地層が連続的に分布する、世界でも有数のアンモナイト産出地である。そのため化石の持続的採取が可能で、保存状態が良好な地球の激変に対応した多種多様の属・種が続々と発見されれている。環境に合わせ、多種多様に進化したアンモナイト特有の「フォルムの魅力」に私は惹かれ、制作意欲に拍車をかけられた。
幸運にも私は北海道に在住し、銅版画家として「北の風土」と向き合ってきた。一方在野のアンモナイト愛好家でもあり、40年間多くの方々に支えられて、写真で綴る『北海道アンモナイト博物館』(2000年北海道新聞社刊)を上梓することが出来た。
そして2001年から始めたアンモナイト版画の制作テーマは「属を描き作品化すること」であった。写真や精密画でもなく、分類学的特徴を捉えた銅版画作品を目指した。
さらに2010年、北海道大学総合博物館企画展を契機に「恐竜時代の生物」の化石と向き合い、恐竜、鳥、カメ、首長竜、植物など他分野を描いてきた。本誌の「恐竜時代の生物編」の作品には各分野の研究者、古生物研究者による化石の説明文が付けられ、また「アンモナイト分類編」では超科・科・亜科・属・亜属のアンモナイト研究者等の解説文も付記し、図録として、また図鑑としての機能も備えたものとなっている。
本誌に収録された掲載作品総数:317点
- ■恐竜時代の生物編
植物8種/ウミユリ/軟体動物6種/節足動物3種/チューブワーム
脊椎動物/魚類3 種/爬虫類3 種/恐竜類(含む鳥類)6 種など。 - ■アンモナイト分類編
4 亜目/13超科/36科/41亜科/181属/7属種不明/69亜属
本誌の体裁等
- ■B4版横組糸かがり上製本 ■208頁
- ■化石写真:44点 ■地層写真:15点
- ■価格:15,000円(+消費税1,500円)計16,500円/冊
- ■送料:1,000円(国内送料)
- ■初版発行部数:1,000部
- ■ブックデザイン:玉本 猛
- ■掲載作品写撮影 カメラマン:笠井 義郎
- ■出版:株式会社 北隆館 ■ISBN:9784832610576
リーフレットPDF(A3版)
●ご注文・お問い合わせ先:福岡 幸一
〒061-3441 北海道石狩市厚田区聚富211-29Tel & Fax.:0133-60-3730