著者紹介

THE PICTORIAL OF AMMONITES FROM HOKKAIDO


著者写真
標本図
Hypoturrilites komotai (YABE)
セノマニアン 幾春別 Sanada K. Coll.

あとがきから

想像図

1989年、私は札幌中央化石研究会の冨田晃央氏と友人である佐藤亮一氏の協力を仰ぎながら、自分の力不足を承知の上でアンモナイトの本を作ることを決意しました。
翌1990年に本格的な準備段階に入りその後、紆余曲折を経ること10年という歳月を費やしてようやく本書『北海道アンモナイト博物館』 を北海道新聞社から上梓することができました。
アンモナイト展示で有名な三笠市立博物館をはじめ、実に多くの方々のご協力と熱いエールに支えられなければ、 決意も夢に終わっていたかも知れません。出版に際しご協力いただいた多くの皆様に改めて感謝せずにいられません。 すでに本書を手にされた方々には、北海道がアンモナイトの化石産地として世界的にも比類のない地域であり、地質的にも特異な形状の歴史を持っていることをご理解いただけると同時に、古代の生物に思いを馳せる豊かな時間を与えてくれるものと確信しております。
本書がより多くの方々にご利用いただき、日本のこれからのアンモナイト研究に少しでもお役立ていただけることを願ってやみません。 また自然科学分野の研究と歴史と、それを未来に繋ぐための研究施設は北海道では、 不十分であり、誰でも気軽に利用できるセンター機能を持った自然科学博物館の設立を心から願っているところです。


■ 著者略年譜 ■

1947……………
北海道、北見市で生まれる
1965……………
北海道立北見柏陽高等学校卒業
1968~1971 …
福岡商店(置戸町)
1970……………
NHK北見放送局制作「北海道の窓―町の銅版画家」に取材出演する
1972……………
結婚
1973……………
北海道版画協会会員
1979……………
札幌市南区常盤に転居
 〃 ~…………
北海道平和美術展
1984~…………
(有)丸福幸福食品設立
1984~2001 …
札幌中央化石研究会
1988……………
全道美術協会会員
1989……………
アンモナイトの本を出版することを決意する
1991……………
春陽会会友
1992……………
日本古生物学会会員
1993……………
日本美術家連盟会員
 〃 ……………
北海道自然史研究会会員
1997……………
福岡幸一画集自費出版
2000……………
よみがえる「太古の命」北海道のアンモナイトとその仲間たち展
(札幌・コンチネンタルギャラリー)
 〃 ……………
北海道のアンモナイトとその仲間たち展
(三笠・三笠市立博物館)
 〃 ……………
北海道新聞社より『北海道アンモナイト博物館』出版
2004……………
「北の果樹」版画展
(仁木・農村公園フルーツパークにき)
 〃 ……………
「The Ammonites」版画展
(エルエテ・ギャラリースペース企画展)
2005……………
「アンモナイト」版画展(ギャラリーたぴお)
2006……………
福岡幸一[アンモナイト版画展] 1億年の時空を刻む化石の素顔
(三笠・三笠市立博物館企画展)
2007……………
「福岡幸一版画展」(札幌・札幌時計台ギャラリー)
 〃 ……………
福岡幸一[アンモナイト版画展]
(札幌・コンチネンタルギャラリー)
 〃 ……………
福岡幸一[アンモナイト版画展] 1億年の時空を刻む化石の素顔
(中川・中川自然誌博物館特別展)
2008……………
「福岡幸一版画展」
(北広島・北広島市芸術文化ホールギャラリー)
2009~…………
石狩市厚田区聚富に転居
2009……………
北の樹木とアンモナイト版画展
(深川・アートホール東洲館)
2010……………
「アンモナイト銅版画展」
(札幌・北海道大学総合博物館開館10周年企画展)
 〃 ……………
「福岡幸一アンモナイト版画展」(札幌・北海道大学総合博物館開館10周年企画展・北海道大学遠友学舎)
 〃 ……………
春陽会会友賞受賞
2010~2013 …
「九条美術展」1回展~3回展
(埼玉・九条美術の会・埼玉県立美術館)
2011……………
東日本大震災チャリティ展
(主催:北海道九条美術の会・札幌・北海道画廊)
 〃 ……………
「福岡幸一版画展・生の記憶」
(札幌・法邑芸術文化振興会 企画展・ギャラリー茶廊法邑)
 〃 ~2012 …
「日本美術家連盟 北海道支部展」
(深川・アートホール東洲館企画展)
 〃 ……………
北海道九条美術の会結成5周年記念作品展
(札幌・札幌時計台ギャラリー3F全室)
2012……………
石狩美術協会会員
 〃 ……………
「風除け・桂と果樹」福岡幸一版画展
(白老・虎杖浜 海の別邸 ふる川)
 〃 ……………
「アンモナイト展+福岡幸一アンモナイト版画展」
(札幌・北海道開拓記念館企画展)
2013……………
白老・虎杖浜 海の別邸 ふる川
福岡幸一版画展「北海道のアンモナイト」
 〃 ……………
春陽会版画部北海道研究会第1回版画展
(札幌・FREE SPACE 風)
2014……………
福岡幸一銅版画展「1億年の北海道のアンモナイトたち」
(石狩・主催:いしかり館ネットワーク)
 〃 ……………
アンモナイト版画と化石の世界
(石狩・いしかり砂丘の風資料館)
ギャラリートーク:「化石からのメッセージ」
 〃 ……………
1億年前の植物と海の生き物たち
(石狩・石狩浜海浜植物保護センター)
 〃 ……………
1億年の北海道のアンモナイトたち
(石狩・石狩市民図書館)
ギャラリートーク:
『北海道アンモナイト博物館』に込めた私の思い
 〃 ……………
1億年前の時代別のアンモナイトたち
石狩市役所(ロビー展):公民館企画展
 〃 ……………
福岡幸一版画展「北海道アンモナイトの世界」
(深川・アートホール東洲館特別企画展)
2015……………
福岡幸一版画展「北海道1億年・アンモナイトの世界」
(新潟県糸魚川・フォッサマグナミュージアム博物館特別展)
 〃 ……………
『寺崎源治作品集』製作委員会、発行責任者
2016……………
福岡幸一作品展-50年をたどる-
(札幌・札幌時計台ギャラリー全館)
 〃 ……………
特別企画展ジュラシック・シー
~海の恐竜とぐるぐるアンモナイト~
 福岡幸一版画展 北海道のアンモナイト
(島根・島根県立三瓶自然館サヒメル)
 〃 ……………
銅版に刻まれた化石たち 福岡幸一アンモナイトの世界
(中川・中川自然誌博物館企画展)
 〃 ……………
「福岡幸一」アンモナイト版画展
(札幌・センチュリーロイヤルホテル夏休み特別企画化石展)
 〃 ……………
『水谷のぼる作品集」作る会発起人会代表
 〃 ……………
銅版に刻まれた博物館コレクション
~福岡幸一・アンモナイト版画の世界~
(三笠・三笠市立博物館平成28年度企画展)
2017……………
北海道九条美術の会展覧会
(音威子府・砂澤ビッキ記念館3MORE GALLREY)
2018……………
第5回 丸島均(栄通記)企画
  群青【ぐんせい】―2週間10部屋での展覧会―
(札幌・アートスペース201)
 〃 ……………
福岡幸一版画展+左門幹大の焼〆陶展
「白亜紀のアンモナイトと恐竜時代のいきものたち」+「炎の陶芸」
(深川・アートホール東洲館企画展)
2019……………
丸島均企画美術展  群来【くき】
(札幌・アートスペース201)
2019~2020 …
企画展「絵本でめぐる生命の旅」に作品を展示
(東京・国立科学博物館)
2020……………
「北の風土と福岡幸一銅版画の世界」
(東京・神田神保町・文房堂ギャラリー)
個展「北の風土を刻む福岡幸一銅版画の世界」のフライヤー
「北の風土を刻む福岡幸一銅版画の世界」のフライヤー
 〃 ……………
「北海道の果樹+アンモナイトと恐竜時代のいきものたち」福岡幸一版画展
(白老・虎杖浜 海の別邸 ふる川)
 〃 ……………
第2回群来展
(札幌・コンチネンタルギャラリー)
 〃 ……………
ギャラリー杣人開館記念6人展
(喜茂別・ギャラリー杣人)
 〃 ……………
SHUNYO NEW ARTISTS WAVE 2020 第1部 春陽会新人選抜展(絵画・版画)
(東京・東京都美術館)
2021……………
石狩美術協会創立10周年記念展
(札幌・ギャラリー大通美術館)
(石狩・ArtWarmアートワーム)
 〃 ……………
第3回群来展
(札幌・コンチネンタルギャラリー)
 〃 ……………
北海道九条美術の会結成15周年記念作品展
(札幌・ギャラリー大通美術館)
2022……………
株式会社 北隆館より『アンモナイトと恐竜時代の生物』出版
 〃 ……………
福岡幸一展
(喜茂別・ギャラリー杣人)
 〃 ……………
福岡幸一銅版画展-北の果樹-
(余市・余市ワイナリーケルナー館)
 〃 ……………
第4回群来展
(札幌・コンチネンタルギャラリー)
 〃 ……………
北海道九条美術の会2022年小品・色紙展
(札幌・北海道アートギャラリー)
2023……………
北海道九条美術の会結成17周年記念作品展
(札幌・ギャラリー大通美術館)
 〃 ……………
『富田幸衛アートワークス1952-2021』富田幸衛作品集作る会、発行責任者

■日本古生物学会会員/北海道自然史研究会会員
■日本美術家連盟会員/春陽会会友/全道展会員/北海道版画協会会員/石狩美術協会会員
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