アンモナイト亜綱は、古生代デボン紀から白亜紀末までの3億3500万年にわたって生存していました。北海道からは白亜紀末までのおよそ6500万年の期間の地層からアンモナイトの化石が産出しています。
本書ではその4亜目についてそれぞれ超科、科(亜科)、属(亜属)、種の順に整理分類し、生息期間表と個体写真を掲載。系統間の関係や異同などを理解するために北海道外や外国の産出個体、文献の図版等も利用しています。
なお分類、配列は
「Treatise on Invertebrate Paleontology Part L Mollusca 4 Revised」(1996年刊、米国地質学協会編)に順拠し、属種名が不明なものや変更される前の学名、参考文献などの情報を付記して紹介しています。